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2011年9月24日 (土)

ユニセフと日本ユニセフは別組織

このエントリはネッタイムス・ブログのアーカイブと言う事で、過去ネタなので宜しく。

慈善事業や募金活動を行っているユニセフと、日本ユニセフは別組織って知ってましたか?。
ユニセフとは国連機関であり、黒柳徹子が親善大使になっている組織だと言えば判り易いだろう。
一方、日本ユニセフもユニセフと名乗っているので、ユニセフの日本支部と誤解されるのだが、国連機関のユニセフとは別組織であり、本当は日本語がペラペラなのに、不自由な日本語を話すアグネスチャンが広告塔になっている方で、国連機関であるユニセフの日本支部は、別に存在する訳だ。

日本ユニセフは、国連機関のユニセフとは別組織である事を周知しない為、ユニセフと日本ユニセフが紛らわしく、ユニセフと間違えて日本ユニセフに募金をする人も多い。
では何故、日本ユニセフがユニセフと言う名称を使っている事に、本物のユニセフが抗議しないのか不思議に思う人も多いだろう。
「国連ユニセフの活動を支援することを目的とした財団法人」として、日本ユニセフはユニセフと協力協定を結んでおり、日本ユニセフはユニセフ本部に拠出金を払っている。

言葉は悪いかも知れないが、拠出金は日本ユニセフがユニセフ本部に納める「暖簾代」若しくは「上納金」みたいなもんだな。
ユニセフに上納金を納める代わりに、日本と言う縄張りの中で、日本ユニセフがユニセフを名乗り、堂々とシノギが出来る訳であり、そう言う意味では「ショバ代」とも言える訳だ。
協定には「集めた募金の最大25%までが運営経費として認められる」とある。

日本ユニセフの2009年度の収支計算書によると、事業活動収入は約190億円で、その内の90%以上が募金収入。
支出はユニセフ本部への拠出金が約163億円(業務分担金約11億円を含む)。
つまり、約27億円が日本ユニセフの粗利益であり、公益法人と認められている為、法人税は掛からない。
そこで気になるのは、集めた募金の使途だろう?。

使途の内訳は募金活動事業費(約14億5000万円)、啓発宣伝事業費(約5億円)、管理費(約3億円)等である。
日本ユニセフの職員は、なんと36名と言う少人数の慈善団体なのだが、それだけの人数で慈善活動を行い、30億円近い活動費を使っているのだ。
因みに、日本ユニセフが2001年に東京の高輪に地上5階、地下1階、延べ床面積1100坪の本部ビル(ユニセフハウス)を建設したのだが、その建設費用の25億円は、日本ユニセフの活動余剰金が充てられた事に批判が起こった。

今回の東日本大震災でも義援金を募っており、日本ユニセフのウェブサイトで「必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、ユニセフが実施する他国・地域での紛争・自然災害などによる緊急・復興支援に活用させていただくことがあります」と3月14日に発表した。
しかし、東日本大震災の被災地や被災者への義援金が、他の目的に使われるのか?等の批判が巻き起こり、慌てた日本ユニセフは、募金は東日本大震災の被災者に充てられると発表したのだ。
まぁ、あれだ。日本ユニセフに限った話では無いが、我々の善意の募金等が、きちんとした目的で使われるのなら問題は無いのだが、集めた募金をポッケナイナイする連中も居るから、注意が必要だわな。
騙されない為の参考に義援金等の募金詐欺に気を付けろでも読んでみて下され。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

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