« 小沢一郎側に裏金1億円払った | トップページ | ギリシャの財政問題は危機的状況 »

2011年9月 7日 (水)

解雇なのに退職金を支払う大相撲

このエントリはネッタイムス・ブログのアーカイブと言う事で、過去ネタなので時期や状況が違うのだが、宜しく。

日本相撲協会が14日、両国国技館で臨時理事会を開き、八百長に関与したとして引退勧告の処分を下したが、従わなかった幕内の蒼国来と十両の星風を解雇した。
当初、この問題で解雇された力士には退職金が出ないと見られていたが、理事会は2人に退職金を支給する事を決定し、解雇されたにも拘わらず蒼国来には529万円、星風には220万円の退職金満額支払いが決まったのだ。
引退勧告に従ったある元力士は「本当ですか?、全然、話が違う。お金で口を封じようと思っているんですかね」と憤り、勧告に従った元力士には「従わなければ退職金は出ない」と調査員に言われたと主張する者も居る。

引退勧告と解雇の違いは退職金の有無と考えられ、蒼国来と星風は退職金が出ない事を覚悟しており、1日に処分された元力士らは「当面の生活費」と「名誉」を考慮し、勤続年数が短く親方としての退職金が当初からなかった元谷川親方(元小結・海鵬)以外の20人中19人が引退届を提出した。
規定では解雇した協会員に付いて、理事会は退職金を減額したり、支払わない事を決められると有るのだが、二所ノ関広報部長(元関脇金剛)は「おかしいと言う声も有った」が、最終的には支払う事で纏まったと言う。
ある役員は「温情ですよ。口止め料という訳では無い」と述べた。

しかし、蒼国来と星風は退職金が出ても、それとこれとは別として、協会相手の訴訟を明言しており、お金を受け取りつつ法廷闘争を繰り広げる事になる訳だ。
放駒理事長(元大関・魁傑)は「最初から処分と退職金は別と考えていた」と釈明したのだが、相撲協会に疚しい所が有るから、解雇処分の力士に退職金を支払うと言う、摩訶不思議な出来事が起こる訳である。
では、相撲協会にとって疚しい事は何かと言えば、八百長問題や野球賭博等、今まで角界で起こった、一連の不祥事に付いての裏事情なのだろう。
それらのネタを週刊誌等にバラ撒かれたり、暴露本に書かれたりすれば、相撲協会の存続が危ぶまれる事にもなりかねない訳だ。
その様な事態を阻止する為の措置が解雇処分なのに退職金の支払い、つまり、外部に裏事情をリークさせない為の「口止め料」なのである。

相撲協会が退職金等の口止め料を支払うのは今回だけで無く、毎度お馴染みの光景だわな。
大相撲の八百長問題は見苦しい大相撲八百長問題の解決方法大相撲夏場所の無料開催を決定でも書いたのだが、相撲協会は何時までも「臭い物に蓋」をして、諸問題が発覚する度にお茶を濁すのでは無く、問題の根本にメスを入れなければ、何も解決しないだろう。
放駒理事長の現役時代の四股名は魁傑なのだから、放駒理事長は角界の諸問題を、きちんと解決(魁傑)してね。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

« 小沢一郎側に裏金1億円払った | トップページ | ギリシャの財政問題は危機的状況 »

大相撲」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1547278/41551547

この記事へのトラックバック一覧です: 解雇なのに退職金を支払う大相撲:

« 小沢一郎側に裏金1億円払った | トップページ | ギリシャの財政問題は危機的状況 »