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2011年9月29日 (木)

放射性物質入りのキーホルダーと東京電力

基準値を超える放射性物質トリチウムをガラス管に詰めた「光るキーホルダー」を文部科学省に無届けで販売したとして、千葉県警が今年4月に放射線障害防止法違反(所持、譲り渡し)の疑いで、県内在住の少年(14)を書類送検していた事が判明。
少年は千葉家裁に送致されたが、少年が反省し且つ非行事実が軽微だった事から、審判不開始となった。

捜査関係者によると、キーホルダーに入っていたトリチウムの放射線量は、最大で法定規制値(1ギガベクレル)の約12倍で、少年は海外のウェブサイトを通じてキーホルダーを1個1千円で購入。
国内のオークションサイトで昨年7月から10月の間に、県内外の約20人に約30個を3千円〜1万円で販売した模様。

キーホルダーはプラスチック製(長さ約5センチ、直径約1センチ)で、液体状のトリチウムが収められていた。
文科省によると、規制値を超えるトリチウムの販売には、同省への届け出や許可が必要であり、このトリチウムに付いては「仮にガラス管が破損しても、人体への影響は殆んど無い」と言う。

県警の調べに少年は「高値で取引されているのをネットで知った」と、動機を述べている。
因みに「怪しいキーホルダー トリチウムさん」のトリチウムと言う放射性物質は、一部の時計等にも使用されており、自然発光するので暗い所で重宝する代物。
トリチウムの量が多ければ多い程、明るくなると言う寸法。

この少年は、まだ中学生なのに商魂逞しいねって感じなのだが、そんな話は一先ず置いといて、少年は放射線障害防止法と言う法律に違反したので書類送検された訳だ。
放射線障害防止法と聞いて、とある企業の事が思い浮かんだのは私だけでは無いだろう。

その企業は、大きな爆発事故を2回も起こし、大量の放射性物質を空と大地に撒き散らした。
更に、大量の高濃度放射能汚染水を海に放出したと言う酷い企業で、しかも、その現場は約半年の月日が経っているにも拘わらず、ほったらかし状態であり、現在進行形で事態は悪化中である。

もっと書けば、その企業の社長は、事故の責任を取って辞任した筈なのに、5億円の退職金を受け取り、家族と共にハワイに高飛びして、悠々自適に生活している模様。
一緒に高飛びした、その社長の嫁は、その企業の会長の娘なので、その社長は会長の娘婿なのである。

よって、放射能汚染が広がる日本から、社長の家族を早めに海外に避難させたのは、会長の娘と孫に対する思い遣りって所なのだろうな。
その企業は他人に厳しく、身内に甘い体質と言われているのだが、自分達が良ければ、他はどうでも良いってのを露呈する話だわな。
事故後、家族を海外に避難させているのは、会長や社長だけに限った話では無いだろう。

キーホルダーの少年が書類送検なら、件の企業、つまり東京電力は、どの程度の罰になるのかね?。
少年には素早い対応した警察だが、東電に対しては腰が重い様だ。
実は、警察と東電の関係に付いて興味深い事実が判明した。
東電への天下り官僚は8月末現在で51人居るのだが、その内、警察関係からの天下りが32人に上ると言う。

電力業界を所管する経産省からの天下り官僚は、不思議な事に居ないが、他の内訳は「顧問」が計3人で、国交省2人、警察庁1人。
「嘱託」は計48人で、地方警察官出身が31人、海上保安庁7人、地方自治体5人、林野庁2人、気象庁2人、消防庁1人と、警察関係者が多い事が判る。
まぁ、天下りが多いから警察は動かないと言う事は無いだろうが、東電から反省している様子は窺えないので、さっさと逮捕してやって下さいな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

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