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2011年9月15日 (木)

福島第一原発事故で深刻な海水汚染

東京電力の福島第一原発事故によって、3月21日から4月30日迄に海に流出した放射性物質の総量は約1.5京ベクレル(京は兆の1万倍)、テラで表記すれば約1万5千テラベクレル(テラは1兆)に達するとの試算を日本原子力研究開発機構等が纏めた。

東電は4月1〜6日に2号機取水口付近から海に流出した高濃度汚染水に含まれる放射性物質(ヨウ素とセシウム)を約4700兆ベクレル、テラで表記すれば約4700テラベクレルと発表していた。
元になる期間が異なるが、今回の試算は約3倍に上り、原子力機構の小林卓也研究副主幹(海岸工学)は「他のルートからも放射性物質が流れ出ていた可能性を示すものだ」と指摘している。

小林研究副主幹らは、原発の放水口付近の海洋での放射能の実測値等を元に、直接海に流出した量を推定。
これとは別に、大気から降下した放射能量もシミュレーションで推定して、足し合わせた。
その結果、放出量はヨウ素131が1京1400兆ベクレル、セシウム137が3600兆ベクレルになった。
セシウム134は計算していないので、総放出量は1.5京ベクレルを超えると言う。

また、文部科学省は12日、宮城、福島、茨城県沖での放射能汚染の海水調査に付いて、「不検出」とされた地点を高感度分析で再調査した所、セシウム137の濃度が福島第一原発の事故前と比べて最大268倍だったと発表。

文科省はこれまでの海水調査で、セシウム137は1リットルあたり9ベクレルを検出下限値としており、それ以下は「不検出」と発表していた。
結果を早く出す事を優先した簡易調査の為と言うが、海洋汚染の拡散の実態を明確にする為、原子力安全委員会等が高感度分析を求めていた。

7月下旬に第一原発の沖合約30〜60キロで「不検出」とされた3地点を抽出し、精度を高めて再分析したところ、セシウム137は1リットルあたり0.51〜0.049ベクレルだった。
文科省が毎年行っている第一原発から約25キロ地点の2009年の調査結果の最大値(1リットルあたり0.0019ベクレル)と比べると、最大268倍。

基準値(1リットルあたり90ベクレル)比では、1%以下で大幅に下回った。
文科省は今後、第一原発からの距離で精度を区分し、沖合30キロ以上の地点は精度を9千倍高めて1リットル当たり0.001ベクレルを下限値として分析して行く予定と言う。

この文科省の発表は、原子力研究開発機構等が纏めた試算を受けて行った事が見え見えで、しかも文科省の調査は杜撰だった事もバレた訳だ。
前に、福島県による測定結果では「ND」(不検出)とされるが、実はNDは不検出では無く、役人用語で8ベクレル以下をNDとしており、全く検出されなかった訳では無く、検出された数値は非開示。って話を当ブログで書いたのだが、役所が行っている全ての測定が怪しく感じる。

福島原発事故後、余りにも莫大な量の放射性物質がバラ撒かれて、放射性物質や放射線量に関して、我々の感覚も麻痺している気がする。
改めて基準に付いて書くと、アメリカの水の基準は0.1ベクレル、世界の水の基準は1ベクレル、チェルノブイリの水の基準は10ベクレル、日本の水の基準は300ベクレル。

世界の食べ物の基準は10ベクレル、チェルノブイリの食べ物の基準は37ベクレル、アメリカの食べ物の基準は170ベクレル、日本の食べ物の基準は2000ベクレル。
世界の空間線量の基準は1ミリシーベルト、日本の空間線量の基準は20ミリシーベルトである。

これらの基準を考えたら、京ベクレルだのテラベクレルだのと言った数字が、どんだけ異常か判るだろう。
高濃度の放射能汚染水を海に放出させた東電の責任者は、犯罪者として逮捕だな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

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