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2011年10月31日 (月)

秋葉原無差別殺傷事件で死刑求刑と永山基準

このエントリはネッタイムス・ブログのアーカイブと言う事で、過去ネタなので時期や状況が違うのだが、宜しく。

2008年6月、休日で賑わう秋葉原の歩行者天国。
一人の男が、言葉にならない声を発しながら、トラックのアクセルを全快し、猛スピードで歩行者天国の人混みに突入した。
男はトラックで、3人を殺害2人に怪我を負わせた。
男は更に、ダガーナイフを使い4人を殺害、8人に重軽傷を負わせた・・・。
世間を震撼させた「秋葉原無差別殺傷事件」である。

その秋葉原無差別殺傷事件で、計7人を殺害、10人に重軽傷を負わせ、殺人罪等に問われた元派遣社員、加藤智大被告に対する論告求刑公判が25日、東京地裁で開かれた。
検察側は「日本史上稀に見る重大事件。模倣犯も発生し、秋葉原と言う街の在り方も変える等、社会的影響も甚大。命を以て償わせるのが正義だ。」として、死刑を求刑した。
検察は、最高裁の「永山基準」に照らして、死刑以外の選択肢は無いと主張した。

この検察の主張に出てくる「永山基準」をご存知だろうか?、裁判関連でよく見る言葉な訳だがね。
「永山基準」とは、連続4人射殺事件の永山則夫元死刑囚(執行)に対する第一次上告審判決で、最高裁が1983年7月に示した死刑適用基準。
罪責(犯行の性質)動機殺害方法の残虐性結果の重大性、特に被害者の数遺族の被害感情社会的影響被告の年齢前科犯行後の情状
等の項目を総合的に考慮し、刑事事件が極めて重大で、罪刑の均衡や犯罪予防の観点からも、極刑が止むを得ないと認められれば、死刑選択が許されるとした。
死刑選択の事実上の基準として用いられている。

この「永山基準」なんだが、秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大被告は、「永山基準」に照らせば間違い無く、求刑通りに死刑判決が出ると思うけどね。
微妙な事件が有るじゃない?、何人殺したのかの判断でさ。
殺されたのが例え一人でも、凶悪な事件なら死刑が妥当と思う訳だが、「永山基準」を持ち出して、死刑は重過ぎる。とかさ。
そう考えれば、何でもかんでも「永山基準」ってのは疑問だわな。人を殺めた人数のみをクローズアップし過ぎだ。と、思う訳だ。
まぁ、あれだ。死刑云々に付いては機会があれば何れ書きますわ。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

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