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2011年11月 2日 (水)

参議院は、衆議院の劣化コピー

このエントリはネッタイムス・ブログのアーカイブと言う事で、過去ネタなので時期や状況が違うのだが、宜しく。

平成22年国勢調査の速報値が公表され、衆議院選挙区確定審議会が、衆議院小選挙区での「一票の格差」の改定作業に入る訳だ。
一票の格差も問題なんだが、選挙制度と伴に議院制度の二院制、衆議院と参議院に付いても考える時では無いか?。
特に参議院は衆議院の劣化コピーで存在意義が無い。と言う声が多いんだが、そう言う事に触れたら、当の参議院議員は怒る訳だ。

人間は図星を言われたら怒るんだよ、今の参議院は何の為に存在しているのか全く判らないのだが、それらを判っていて、存在意義が無いのを認めたく無いから怒るのだろう。
「数の政治」で政党中心の衆議院に対するチェック機関として参議院がある筈で、「政党の論理の衆議院」に対する「個人の論理の参議院」であり、各議員の意見を尊重する議会の場だから「良識の府」と呼ばれたのではないか?。

昭和22年の第一回参議院選挙は「全国区」と「地方区」で選挙制度がスタートした訳で、無所属議員を中心に選ばれたのだが、徐々に参議院の政党化が進み、「衆議院のコピー」となり、「比例区」と言う馬鹿な選挙制度が誕生したのだが、比例区なんぞは笑止千万、片腹痛いって感じだな。
今の参議院議員に聞いても、参議院の意義やら誕生の経緯やらを答えられないだろう、もし、それらを知っていて参議院選挙に政党から立候補したのなら愚の骨頂としか言い様が無いね。

ただ、政党から立候補して当選後、参議院は本来の姿に立ち返るべきだと主張するのなら、それも有りだと思うが、私の知る限りでは、そんな議員は見た事も聞いた事も無い。
衆議院と参議院の両方が、政党主導の数の政治だから、衆参の選挙結果によって「ねじれ国会」となり、ややこしくなる為に、議会運営がスムーズに行かなくなる訳だ。

これらの問題を解消する為に、参議院は政党政治と切り離して、無所属ばかりの議会にすれば良いのである。
そうすれば、政党の力関係に左右される事は無く、衆議院で可決された法案をチェックし、良いと思えば可決すれば良い。
選挙で特定の政党が大勝して、政権与党が多数を占めた場合は、その政党が暴走しない様にチェックする機関になる。

勿論、参議院で否決しても、衆議院で出席議員の3分の2以上の賛成が有れば、再可決出来るのだが、参議院での否決の内容次第では、世論の見方も厳しくなる為、再可決のハードルは高くなる筈だ。
そうなれば、参議院の存在意義が上がり、価値の有るものとして認められるだろう。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

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