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2011年12月20日 (火)

宅間守の池田小事件から10年、その裏側

このエントリはネッタイムス・ブログのアーカイブと言う事で、過去ネタなので時期や状況が違うのだが、宜しく。

児童8人が亡くなり、教師2人を含む15人が重軽傷を負った大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)の児童殺傷事件(池田小事件)から10年を迎えた8日、追悼式典が営まれた。
式典は午前9時から、8人の名前が刻まれたモニュメントの前で始まり、在校生4人が鐘を鳴らし、保護者や遺族、教職員ら計約1400人が黙祷を捧げた。
この池田小事件とは、2001年6月8日に大阪府池田市で起こった、宅間守(犯行時37歳)死刑囚(既に死刑執行)による小学校無差別殺傷事件である。

池田小事件は、宅間守が小学生を次々に殺傷した事件なのだが、事件に絡んで何が有ったのか検証してみる。
先ずは2003年6月のニュースから抜粋。

児童8人が死亡、教師2人を含む15人が重軽傷を負った大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)の児童殺傷事件で、文部科学省は5日、事件を招いた国の責任を認めて謝罪し、遺族16との間で計4億円の損害賠償に応じると発表した。
遺族には既に支給された各2500万円の災害見舞金のほか、平均5000万円の賠償金が支払われる。

以上が2003年6月のニュースで、以下は2003年11月のニュースから抜粋。

2001年6月の大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)の児童殺傷事件で、重軽傷を負った児童13人の内、重傷の8人の保護者が「瀕死の怪我を負った上、事件のショックで心的外傷後ストレス障害(PTSD)に悩まされ続けているのに放置されている」として、文部科学省や学校に事件を招いた事の謝罪と慰謝料等、総額約1億円の賠償金の支払い等を求める要求書を提示した。

以上が2003年11月のニュース、以下は週刊新潮の2002年2月28日号「保護者を困惑させた池田小学校遺族の行きすぎた慰霊」とのタイトルが付いた記事で、池田小事件の遺族の慰霊活動に対して、他の保護者が迷惑している様子を記述している。

・遺族の一部が犠牲になった児童を「卒業まで何処かのクラスに所属させろ」と要求。
・遺族の一部が犠牲になった児童のクラスの担任に「犠牲者の名前を毎日点呼しろ、そして他の児童に返事させろと要求。
・制作した追悼CDなるものを全校生徒に売り付けた。

宅間守は法廷で被害者遺族を口を極めて非難していたが、もっとも痛烈だったのは「お前ら、儲かったやろ」と言う言葉だった。
確かに、今回の事件の遺族は、国から総額で4億円くらいの補償(一遺族当たり五千万円程度)を受けているから、宅間の発言は、あながち間違いとは言えない。
私が判らないのは、世の中、殺人事件で犠牲になる人は沢山いて、他の事件では国は遺族に対して一切補償等していないのに、何故この事件だけ国がこんな高額の補償をしたのか、と言う点だ。

他の犯罪では、国は遺族に補償なんかしてくれないのに、余りにも不公平ではないのか?。
宅間「おまえら、儲かったやろ」という発言には、上記のような不公平さを指摘する意味合いもあったのかもしれない。
裁判もせずに保護者側の要求を一方的に受け入れて税金使って多額の補償した上に校舎まで建て替えたのは未だに納得できない。

以上が、週刊新潮の2002年2月28日号からの抜粋。
この事件の真相はと言うか、宅間守が池田小事件を起こした動機は、宅間が宅間なりに悲憤慷慨して決起した階級闘争だったのだろう。
宅間の遣った、人を殺めると言う行為は、決して許されるものでは無いのだが、事件後の遺族や学校側のそ対応を見れば、宅間が感じた世の中の理不尽さも少しは判る気がする。
人生を語れば、長くなるので短めに書くが、人は生まれた瞬間に、その人生は決まっているのかも知れないな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

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