« 福島第一原発、またまた汚染水が漏れ出す | トップページ | 福島第一原発で4人目の作業員が死亡 »

2012年1月11日 (水)

福島第一原発の作業員は既に4300人死亡の噂の真相

昨年10月末から11月初旬、「福島第一原発の作業員は既に4300人が死亡している」と言う衝撃的な情報がネット上に出回った。
事の発端は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のミクシィ(mixi)で、東北大学の教授である「瀬戸翼」と言う人物が10月末に書いた情報らしい。
その情報が拡散し、福島県双葉郡川内村の村会議員「西山千嘉子」が、自身のブログに書いた11月6日のエントリで更に拡散した模様。
福島の村会議員が書いた為、その情報の真実味が増した事が要因となって、更に拡散したのだろう。
西山議員のブログに何が書かれていたのか?、取り敢えず、以下に貼ってみる。

今日、ある内部関係者の方とお話した。『原発作業員が百数名、亡くなっていて、遺体は福島県立医科大学に『放射線障害研究用検体』として管理されている話。 福島第一原発で作業員百数名が行方不明は嘘。

瀬戸教授の精一杯の内部告発。たけど現実は、もっと酷かった。

作業員死亡者数 約4300人
一遺族への口止め料 3億円
口外したら全額没収

3億以上、払う約束をされた人もいるらしい。これまでに福一原発で作業した作業員人数、のべ10万人。その4パーセントが現時点で死亡。そのほとんどが現場で死亡するのではなく、作業が終わった人が家で亡くなる場合がほとんど。死因は心筋梗塞、とか。遺族も口止め料を貰っているので、葬式も出せない。

これだけネットやメディアにも告発が出てこないのは口止め料を没収されるのが怖いのだと思う。

もう一つ、自衛隊が64名、警官が300人弱亡くなってる話。私も4月に川内村などに行ったからわかるけど、20kmの所などには警察官が立ってたりする。原発周りにはもっと警備の警官達が立ってる。彼らは特別に日当3万円。そしてそこからの任務が終われば、飛び級の出世を約束されているという。そこに立っている警察官は皆、ほぼ25歳以下の若者達。年配の警官は、なぜかいない。そして勿論、マスクなどもしていない。

そして福島の病院では 7ヶ月の早産などで、片手がない奇形児などが産まれ始めている。(病院の医療事務から直接聞き出す)でも、この件をネットで散々ググってみたけど何もでてこない。

以上が西山議員のブログ・エントリからの抜粋なのだが、このブログを切っ掛けにして、「作業員は既に4300人が死亡」「口止め料は一人3億円」「自衛隊が64人、警官が300人弱が亡くなっている」「原発周辺に立っている警察官の日当は3万円」
「25歳以下の若い警察官で、飛び級の出世を約束されており、マスク等の防護は無い」「福島の病院では、7か月の早産等で、片手の無い奇形児等が産まれ始めている」と言う情報が、ツイッターやミクシィ、2ちゃんねる等の掲示板で拡散して行った訳である。

私もネットでこの情報を入手していたが、俄には信じ難くブログに書く事は無かった。
4300人の作業員が死亡して、遺族への口止め料が一人3億円だとしたら、単純計算すると口止め料は1兆2900億円と言う莫大な金額になる。
勿論、身寄りの無い作業員も居るだろうが、多額の金額が動く事に変わりは無く、その原資は?。と言う話で出所は国か?、東京電力か?。

それに、4300人の作業員の遺族と言えば、かなりの人数になるが、幾ら口止め料を没収されるとは言え、遺族や周辺関係者から情報が漏れない訳が無い。
中には、口止め料を貰った上で、情報源の秘匿を条件として、マスコミに情報を売って小遣い稼ぎでもと、考える人も居るだろうが、全く報道されない。
また、遺族と口止め交渉するだけでも、かなりの人数が必要なのに、それを全て極秘裏に出来るのか?。とか、その他でも疑問点が余りにも多く、ガセネタと判断してブログに書く事も無かった訳だ。

ネット上でも荒唐無稽な情報として認知され、徐々に沈静化している。と、思っていた。
しかし、である。「この話はデマで片付いたと思ったが、その後、追跡調査した人が居て、どうやら4300人では無くて数百人が死亡。」とか「瀬戸教授の身元も明らかになり、実在する人物だった。」やら「瀬戸教授とは「災害対策実行本部本部統括監・東北大学瀬戸翼教授」です。」等の情報がネット上に出回る事で、更に拡散して行った模様。

他には、「福島第一原発で作業員百数名が行方不明と報告していますが実際は放射性物質の廃棄に伴って強い放射線に曝され心筋異常を起こしてしまい命を落としています。またその方々は福島県立医科大学に『放射線障害研究用検体』として徹底的に管理されています。」との情報も見受けられた。

逆に「災害対策実行本部本部統括監・東北大学瀬戸翼教授なる人物は存在しません。東北大学のサイトに該当する人物は記載されていません。」と、否定する情報も有るのだが「多勢に無勢」の様である。

様々な情報が流れる中、よく目にするのが、やはり西山議員がブログに書いた11月6日のエントリのコピペである。
こうなると西山議員の情報源は何なのか?。等、気になる所だが、「きくちゆみのブログ」にある「原発作業員は私たちが知らされている以上に死亡している?」と言うタイトルの11月8日のエントリに興味深い事が書いて有ったので、以下に貼ってみる。

私は原発作業員の死亡情報は持っていません。もしこれが本当だったら、大変なこと。西山議員に聞いてみようと思いました。
いろいろ調べて、ようやく西山さんと電話で直接お話しすることができました。

あのブログは本人ではなく、他の人の情報の転載だそうです(そのことは11月8のブログに詳細が出ました→しかし情報源のURLはすでに消されてポルノサイトになっていた)。彼女もそこに書いてある通り、4300人とか3億円という数字が問題ではなくて、東電や政府が嘘や隠し事をしていることが問題だし、まさに「問題は今、福島県政が、国が放射能汚染に晒されていることを放置していることです。

数字に関しては確認がとれてないので、確認できたらまた情報をアップします、ということでした。なのでタイトルが「情報源不明、だがあり得る話として、、、私の見解」と書いているわけですね。

川内村の選挙は今月11月20日ですが、西山さんは今期いっぱいで村議員を辞め、次の選挙は立候補しないことにしたそうです。

以上が「きくちゆみのブログ」エントリからの抜粋だが、情報源のURLは既に消されポルノサイトだそうです(笑)。って、笑い事では無いけどね。
私はポルノサイトと言う文字を目にした途端、力が抜け、それ以上、追っ掛ける事を止めた。
西山議員が情報源としたポルノサイトになる前のウェブサイトに、東北大学の瀬戸教授なる謎の人物が書いたミクシィの情報が書かれていたのか気になる所だが、現在は削除されている様であり、残念ながら確認する事は出来ない。

何れにせよ、今回の「福島第一原発の作業員は既に4300人が死亡している」と言う噂は、どうやらガセネタの可能性が高い様だ。
しかし、大手マスコミが書かないネタや、スポンサーに配慮して書けないネタが山ほど有るのは確かだから、それらの情報がネットに出回る事も有る。
ネット上の様々な情報の中から取捨選択し見極める「ネットリテラシー」が、ネットユーザーに求められる訳だな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

« 福島第一原発、またまた汚染水が漏れ出す | トップページ | 福島第一原発で4人目の作業員が死亡 »

インターネット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1547278/43707252

この記事へのトラックバック一覧です: 福島第一原発の作業員は既に4300人死亡の噂の真相:

« 福島第一原発、またまた汚染水が漏れ出す | トップページ | 福島第一原発で4人目の作業員が死亡 »