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2012年6月21日 (木)

違法ダウンロード刑事罰化とリッピング違法化が可決

民主党、自民党、公明党による「三党談合」の産物である「違法ダウンロード刑事罰化」と「リッピング違法化」を含んだ「著作権法の改正案」が20日、参議院本会議で可決し成立した。
今回の改正で、有償の著作物である音楽や映像を違法と知りながらダウンロードした場合には、罰則規定が設けられると言う「違法ダウンロードの刑事罰化」によって、違反した者は「2年以下の懲役、若しくは200万円以下の罰金」となる。

また、DVD等に用いられる「CSS」等の暗号技術を回避して行う複製は、私的利用目的の複製とは認められなくなる「リッピング違法化」によって、刑事罰は無いが違法になる。
但し、コピーガード等の技術的保護が用いられていないCD等の私的複製に付いては違法化の対象外となる。
改正著作権法は2013年1月1日から施行するが、「違法ダウンロード刑事罰化」と「リッピング違法化」は、2012年10月1日から施行する。

この「違法ダウンロード刑事罰化」と「リッピング違法化」を含んだ「著作権法の改正案」は、十分な議論が成されないまま、何だかトントン拍子に進んでしまった感があり、重要な法律案がこんな決め方で良いのか。と、思うのだが、これは当ブログのエントリ、消費税増税の三党翼賛体制と違法ダウンロード刑事罰化にも書いた通り、何としてでも今国会で「消費税増税関連法案」を可決して成立させたい民主党と、権利団体の意向を受けて「著作権法の改正案」を可決して成立させたい自民、公明両党が、「三党談合」でバーターしたから、あっと言う間に成立に至った訳だ。

「著作権法の改正案」は、「音楽CDが売れなくなったのは違法ダウンロードの所為だから厳罰化」と言う権利団体の意向に添う形で成立したのだが、CDが売れないのは違法ダウンロードが原因とするのは如何なもんかね?。
売れない原因は他にも色々と有ると思うのだが、権利団体は違法ダウンロードの所為にしたいらしい(笑)。って、笑い事では無いけどね。

今回の改正では「リッピング(吸い出し)」も違法化されたのだが、これは個人が私的利用を目的とした複製も駄目と言う訳で、例えば、個人がDVDやブルーレイディスクを買って自分のパソコンに落とす事も違法となるのだが、これはどうなのよ?。
リッピングまで違法化するのは、個人的には行き過ぎだと思うけど、残念ながら法案は可決し成立してしまったのである。

私は「悪法も法である」と言う哲学者ソクラテスの言葉を思い浮かべたのだが、今回成立した悪法も法は法なのである。
しかし、この悪法が提出され可決し成立したのは民主党、自民党、公明党(民自公)の「消費税増税大政翼賛会」と言える「三党談合」によるものだと言う事は忘れてはならない。
そして、この悪法を提出、可決、成立させた面々の言動をじっくり観察して、次の選挙の参考にするのが、私達に出来る抵抗手段なのかも知れないな。

今回の悪法成立の原動力となった民自公の「団子三兄弟」ならぬ「談合三兄弟」が次に狙うのは「消費税増税」なのだが、増税反対派議員には、こんな「三党翼賛体制」である「利権談合政治」を破壊して貰いたいもんだ。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

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