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2012年11月19日 (月)

今回の衆議院解散はオセロ解散

今年の8月に民主党、自民党、公明党(民自公)の「談合三兄弟」が行った、三党合意と言う名の「三党密室談合」の中で、野田佳彦首相が「近い内」の解散を約束してから約3ヶ月の月日が流れた今月の16日、「嘘吐き総理」こと野田佳彦ドジョウ首相は、「『近い内に国民に信を問う』と言った。約束を果たす」と述べ、衆議院の解散を表明した。

そして18日、衆議院は解散し、12月16日の投開票に向けた事実上の選挙戦に突入したのだが、大惨敗が予想されている民主党の野田首相は「畳を掻き毟っても勝利する」と威勢だけは良いのだけれども、敗戦は濃厚な情勢である。

選挙戦の話は取り敢えず置いといて、今回のエントリは「衆議院の解散」に付いて焦点を当ててみる。
過去の衆院解散では、政治情勢等で「○○解散」と通称で呼ばれる事がある。
有名なのは何と言っても、1953年3月の吉田茂内閣での「バカヤロー解散」だが、これは衆院予算委員会の質疑で、答弁を終えた吉田茂首相が「馬鹿野郎」と発言した事から「バカヤロー解散」と命名された。

「バカヤロー解散」の他には、1980年5月に大平正芳内閣に対する不信任決議案の採決で、自民党の反主流派が欠席し、まさかの可決となった「ハプニング解散」や、1986年6月の中曽根康弘内閣で、「解散はしない」と明言していた中曽根首相が突然、解散に踏み切った「死んだふり解散」が有名である。

「バカヤロー解散」「ハプニング解散」「死んだふり解散」は昭和の時代であり、平成の時代では、小泉純一郎内閣で郵政民営化を「殺されても遣る」として、郵政民営化を争点に解散した2005年8月に小泉首相による「郵政解散」が記憶に新しい所である。

今回の解散に付いて永田町では、やはり野田首相が解散を「近い内」にするとした「近い内解散」と言う通称が多く聞かれる。
ポン中(覚醒剤のヒロポン中毒)の様な危ない目をしているので、警官に職務質問されそうな玄葉光一郎外相は、「馬鹿正直解散」と命名しているのだが、これは14日の党首討論で野田首相が、小学生の時の通知表に「正直の上に馬鹿が付く」と書かれて、親に喜ばれた事を語り、近い内に解散が行われなかった事に付いて、「嘘を吐くつもりは無かった」と、釈明した事から名付けた模様。

「国民の生活が第一」(生活)の「オザワン」こと小沢一郎代表は、側近に「これは『皆殺し解散』だな」と語ったそうで、これは民主党の議席が激減する事を予想して名付けた様なんだが、「生活」の幹部議員は「俺達にとっても、皆殺しじゃないのか」と、絶望の声も漏れたと言うから、生活の議員には自虐的で笑うに笑えない命名だわな(笑)。

脳内お花畑で知られる社民党の「ミズポ」こと福島瑞穂は、「はぁ〜いですぅ。ミズポちゃんですぅ。解散は首相のクーデターですぅ。突然の解散は駄目ですぅ」と述べ、これに対してイクラちゃんが「はぁ〜い。ちゃぁ〜ん。バァーブー」と応じた。
脳内お花畑に蝶々がフワフワ飛んでいる福島瑞穂に言わせると、内閣総理大臣の「伝家の宝刀」である「解散権」は、クーデターらしい(笑)。
真面目な顔して「解散は首相のクーデターですぅ」って言うかね、こんな馬鹿な認識だから、そりゃイクラちゃんに「バァーバァーァ」じゃなかった「バァーブー」って言われる訳だよ。

まぁ、冗談はさて置いて本題に戻すのだが、福島瑞穂が「解散は首相のクーデター」と言ったのは本当の話なので、お間違いの無い様に。
まぁ、今回の解散に付いては色々な意見が有るのだが、個人的に面白いなと思ったのは、コピーライターの岩永嘉弘が命名した「オセロ解散」である。
岩永は理由に付いて、「政界の勢力地図がオセロの様にパタパタと変わり、離党で白が突然黒に、昨日の味方が今日は敵になってしまう」とコメントしている。

また、選挙の動静に付いては、「石の置場所一つで、沢山の石が一気に同じ色になる。味方の数を競うゲームの様で、政局争いだけがテーマの解散になってしまった」と分析していた。
「オセロ解散」とは「簡にして要を得たり」と言う事で、短いフレーズで勝負するコピーライターならではの命名なのかも知れない。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

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