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2013年3月21日 (木)

管理人は急性膵炎で入院していた

今年の1月8日に当ブログのエントリ、新年早々、風邪を引いてねを書いてから、早いもので約2ヶ月半が経った訳で、その空白の約2ヶ月半に何が起こったのかと言えば、風邪を引いたなんてのは可愛いもんで、管理人は「急性膵炎」と言う病気になって約1ヶ月の間、入院してました。

先述したエントリにも書いた様に、新年早々、風邪だの何だので体調が芳しくないと言う感じだったのだが、まさか突然、約1ヶ月も入院する事になるとは夢にも思わなかった。
あの日、何時もの様にシャワーを浴びて、何時もの様に湯上がりのビールを飲んだ訳だが、思えば、このビールを飲んだ瞬間から、何時もの安閑とした生活は何処へやら、私は世にも恐ろしい「地獄の一丁目」に片足を突っ込んでいたのだろう。が、である。それを知らなかったのは私、本人だけだったのかもね。

まぁ、ビールを飲んだ時に異変と言うか、ちょっとした違和感を覚えたんだが、屁でも放いたら治るだろうって、軽く考えていた訳だ(笑)。
しかし、である。その違和感と言う奴が、収まるどころか徐々に酷くなって行く気がして、この時に私は直感と言うか、物凄く嫌な予感がしたのだが、それは気の所為だと思いたい自分が居たりして・・・、まぁ、これは一種の現実逃避と言う奴なんだろう。

しかし、である。現実から逃げ出したい気持ちとは逆に、体の異変はどんどん進行し、腹がパンパンに張って、空気を入れ過ぎてパンクしそうな風船みたいになっている。
そのパンパンに張っている腹に、針でも刺したらパンと大きな音がして破裂しそうな感じである(笑)。ってのは今だから言える事で、その時は余裕なんざ有りゃしなかったけどね。

半端の無い腹の張りと共に、痛みも襲って来て、こりゃマズい、何か大変な事が起きているのでは・・・と、嫌な予感が的中しているな・・・とね、変な汗も出て来るし、ここが「地獄の二丁目」って奴だろう。
痛みも段々と強くなり、変な汗も大量に出て来たので、こりゃ、病院に行かねばならぬ。とか思いながら、病院に行く用意でもしようかなとゴソゴソしていたら、今度は吐き気が襲って来た様で、痛みだの吐き気だのに襲われてばかりのレイプ状態だな。

しかし、である。酒ばかり飲んで胃が荒れている所為だと思うのだが、ここ数日間、食欲不振で碌に食べてないから、吐き気は有るが胃の中に吐く物が無くて、ゲーゲー言うだけで水分しか出ない。
何か吐ければ少しは楽になるのだろうけど。と、思っても、吐く物が無いから話にならない。
しかも、変な汗はダーダー流れるは、腹の痛みが半端無いわと、最悪の状態になって来たから、遂に救急車を呼ぶ事を決意し、早速「119番って何番だっけ」と言うベタな笑いのネタを言いつつ「119番」に連絡。

そして、救急車に乗って病院に行くんだが、その道中も腹と背中が痛くて痛くて仕方が無かった訳で、痛みのメーターが振り切った状態となって、ここら辺りが「地獄の三丁目」と言う奴だったな。
「急性膵炎」とは、膵臓に炎症が起こって痛みが生じる病気なんだが、その痛みってのが半端では無くて、立っていられない程の痛みであり、私の場合は「腹と背中」が異常に痛くて、表現するなら「七転八倒」とか「のたうち回る」と言う感じだろう。

どんな体勢をしても痛くて痛くて堪らなく、「何とかしてくれ!」と、思わず叫んだ。
私の、今までの人生で経験した事の無い様な痛みであり、ちょっと変な話になるのだが、あの痛みの時、銃社会の米国だったら、痛みから逃れる為に、拳銃の引き金を引いていたかも知れないと言う程の痛みだった訳である。

急性膵炎は、膵液に含まれる消化酵素が、突然膵臓自体を消化してしまう事で起こり、「人生で初めて経験する痛み」と形容される激しい痛みが、急性膵炎の典型的な症状であり、膵臓の周囲には神経が多いので、痛みは大変強くなると言う。
膵臓の位置は胃の裏側なので、上腹部の痛みが典型だが、私の場合は腹部全体の痛みと背中の痛み(特に腰)が酷かった。

この急性膵炎が重症の場合は、激しい痛みや嘔吐に加えてショック症状が起きたり、出血が伴えば死亡率は約30%に及び、私も急性膵炎の重症と診断されたが、ショック症状や出血は無くて、死亡率の約30%に入る事は無かった。
激しい痛みに襲われ、苦しみながら死んで行くと言う最悪の死に方だけは、どうやら避けられた様だ。

膵臓の炎症が腹部全体に及んで、腸の働きが悪くなり、腸閉塞の様な状態になる為、吐き気や嘔吐が起こると言う。
膵炎は、急性膵炎と慢性膵炎に大きく分けられ、何れの膵炎の原因はアルコールの飲み過ぎで起こるケースが多く、大量飲酒の習慣に加えて、食生活などの日常的な生活習慣が病気の発生に関係しているらしい。
私の場合も「大酒飲み」が原因なのは言うまでも無く、政治家だったら「秘書が勝手に遣った事で、私は一切関知していない」とか言いたい所だが(笑)、まぁ、急性膵炎になって苦しんでいるのは、自業自得だわな。

まぁ、あれだ。急性膵炎は膵臓が大火事になっている訳だから、火事を鎮火させる為に点滴治療を行うと共に、血液検査やCT検査もした。
CTは、膵臓の炎症の広がりや腹部や胸部の変化などを正確に把握し、病状の進み具合を判断出来るので、効果的な検査らしい。
急性膵炎は内科的治療が基本なので、患部を切除したりと言った外科的治療は行わないから、ひたすら点滴治療と「絶飲食」である。

「絶飲食」は、食物を取ると消化酵素の分泌を促進する為に絶食すると言う。
また、腹部全体に炎症が広がり、腸の動きが悪くなる為、水を飲む事も禁止なのである。
急性膵炎は、様々な臓器の機能不全が同時に起こって来るので、全身を管理し、集中治療の出来る医療施設で治療と言う事で、救急治療室に入る。

「重症」の「急性膵炎」と言う事で「入院」する事になるんだが、入院するにしても突然ってのは準備不足で、どうしょうもないね。
相撲でも、「立ち合いは強く当たって、後は流れでお願いします」とかの段取りを、メールとかで打ち合わせてから遣る時代ですよ(笑)。
そんな時代なのに、突然「入院」とか言われてもさ、こっちは何にも準備していない訳で、それも物心が付いてからは、人生初の入院なんだから、困るったらありゃしない。

突然の入院で、しかも絶飲食と言う過酷な条件なんだから勘弁して貰いたいもんだったよ。
絶飲食ってのは、漫画「あしたのジョー」で、主人公「矢吹丈」のライバル「力石徹」が行った「地獄の減量」と同じ様なもんだな。
だが、である。私と力石が行った絶飲食で、私は点滴を打っている。が、力石は点滴を打っていない訳だから、同じ絶飲食でも大きく違うって話(笑)。

そんな絶飲食なんだが、入院中に「絶飲食は大変ですね」とね、よく聞かれたけれど、最初の内は急性膵炎で腹と背中が痛いから、食欲なんざ有りはしない。
兎に角、痛い、痛くて痛くて仕方が無く、痛みが酷くなったら、痛み止めの注射を射ったり、座薬を入れたりの繰り返しで、飲みたいとか食いたいとか微塵も思わなかった。
そんなだから、変な話、糞が一切出なかったのだが、それは大変助かった。

入院中は、点滴が2本、トイレ(小便)の管が1本、鼻からの管が1本、心電図が一つとね、5本も体に繋げている状態だから動くのも大変で、そんな状態で糞をするとなったら、もっと大変だから、糞が出なかったのは良かったのである。
まぁ、糞が出なくても、5本も体に繋げている状態と言うのは最悪で、少し動くのも気を使う状態。

まさか自分がそんな状態になるとは、特に小便の為にティムポ(男性自身)に管を入れる時と、鼻から管を入れる時が、言葉では顕せない程の痛みなのである。
もう開き直るしか無くて、「煮るなり焼くなり好きにしろ!」って感じだけど、頼むから痛くしないでおくれよ・・・。と、まぁ、そんな状態である(笑)。って、笑い事では無かったよ。

入院中は痛みとの戦い、動き難い状態との戦いで、絶飲食は約20日、その後、少しずつ口から飯を食って行き、徐々に体も回復して来た。
そして、目出度く退院したのだが、退院後、帰宅して安心したのかも知れないけど、どっと疲れが出て来て、風邪で寝込んでしまった。
折角、退院したのに風邪で寝込むとはね、もう嫌って感じで、今は回復して元気になったから余裕綽々だけど、大変な目に遭いましたよ。

まぁ、あれだ。入院していて思った事は、健康が一番幸せだと言うのを心の底から感じたよ。
当たり前の事を当たり前に行える幸せ。って事で、アントニオ猪木の言葉「元気があれば何でも出来る」は名言だわな。
当たり前だけど、本当に「元気があれば何でも出来る」と言う事で、元気が無ければ何も出来ない訳だから、健康で元気が有る状態は素晴らしいのである。

現在は、当然として「禁酒」と言うか「断酒」状態であり、入院して強制的に吸えなかった煙草も、退院後「禁煙」していて、「断酒」と「禁煙」で健康的な生活を送っている。
大酒飲みでヘビースモーカーだった私を知っている人達は、私が「断酒」と「禁煙」をしているとは信じられないだろうけど、「断酒」と「禁煙」は続けて行くつもりである。
まだまだ書きたい事が、犬の糞ほど沢山あるが、今日の所はこの辺で。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

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